コンバージョン(CV)とは
コンバージョンという言葉をお聞きになったことがありますか。コンバージョンは、英語で「変換」「転換」「転化」という意味ですが、WEBマーケティングでは、購入や申し込みなど、ホームページを見た人に起こしてほしいアクション・目標のことです。ここでは、コンバージョンとは何か、コンバージョンを設定するポイントをご紹介します。
具体的なコンバージョン例
1.商品・サービスの購入
商品やサービスをECサイト上で販売している場合は、ホームページ上で広告やPRなどを行い、ECサイトで商品・サービスを「購入」してもらうことが、WEBマーケティングの最終目標となります。
2.予約・申し込み
クリニックなど、現地でサービスを提供する場合は、実際の来院をデータとすることもできますが、システム管理が大変です。そのため、WEBで承った「予約」や「申し込み」をコンバージョンとして設定することが一つの基準になります。
3.問い合わせ・相談
求人の問い合わせや自費治療の相談など、実際のコミュニケーションが求められる場合は、「問い合わせ」や「相談」の申込みがコンバージョンになります。
4.資料請求・体験版の申込み
長期で検討したい治療やサービスなど、ホームページだけでは伝わりにくい場合は、くわしい資料や体験版を提供することが、購入・契約につながります。そのため、「資料請求」や「体験版」の申し込みもコンバージョンの一つとして有効です。
なぜコンバージョンを設定するのか
1.PDCAを実施できる
マーケティングを行っても、ただそれだけでは効果はありません。行った施策が実際にどれくらいの効果があったのかを数値化して確認しながら、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)という「PDCAサイクル」を回していくことが重要です。的確に改善するためにも、何を目標としているのか、どれくらいの数値でコンバージョンをめざしているのかを事前に設定しておくことが重要です。
2.マーケティング施策の方向性を定める
コンバージョンを設定しておくことで、マーケティング施策やクリエイティブの方向性を定めることができます。たとえばクリニックであれば、コンバージョンをWEB予約数やスマートフォンからの電話番号タップ数なのかにより、バナーの文言やホームページにどのような情報を載せておくべきか、指針を明確にできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。コンバージョンはWEBマーケティングを行う上で、必ず設定すべき基準です。コンバージョンはビジネスや業種によっても大きく異なります。自院に適したコンバージョンを設定して測定し、マーケティングの効果を上げていきましょう。