電話帳が2026年3月末になくなってしまうため、歯科医院の安定した経営のためには、ホームページ開設が欠かせなくなります。

近い将来ホームページがなければ、新規の患者さんは医院の存在や連絡先を知るために「家までの通り道までで見たから」「人から聞いたから」などの、狭い範囲における情報に頼らざるを得なくなります。

今回は、将来性も見据えた「歯科のホームページがもつ役割」についてご紹介しますので、ホームページ制作やリニューアルを検討されている方はぜひご覧ください。

歯科のホームページの役割

歯科のホームページが持つ役割は以下の通りです。

  • 歯科医院の存在や所在地を患者さんに知ってもらう
  • 歯科医院の連絡先を公表して連絡が取れるようにする
  • ニーズにマッチした患者さんを集患できるようにする

通りすがり以外の患者さんの集患に必要

歯科医院のホームページは、通りすがり以外の患者さんにも存在をアピールする役割を持っています。

ご近所に知り合いがいない場合、「近所の歯科医院で自分に合うところがない」「もっといい歯科医院を探している」という患者さんは、ほとんどインターネット検索を行うからです。

その際、ホームページを持っていないと、新規集患のチャンスを逃すことになります。

今後は、70代以上の患者さんも、紙の電話帳を使うようにインターネットを使いこなすことが考えられるため、わかりやすく使いやすいホームページが求められていくと考察します。

電話番号をアピールするために必要

歯科医院のホームページには、患者さんに必要な情報をわかりやすくお届けするという役割もあります。今後、電話帳がなくなってしまったら、電話番号を調べるときに、ホームページかGoogleビジネスプロフィールの情報が頼りになります。

こんな方もいます

急に予約を変更したくなったとき、急に我慢できないほど歯が痛くなったときは、すぐに電話連絡が取りたいものです。

しかし最近は、インターネット上に情報があるからと、かかりつけの歯医者でもスマートフォンの電話帳に登録せずに、必要に応じてネット検索から電話をかけている方もいます。

Googleビジネスプロフィールだけでは不足

ホームページを持っていなくても、Googleビジネスプロフィールには、電話番号も登録できます。しかし、周囲にライバル医院が多い場合や、医院の名前が複雑で入力しにくい場合は、さまざまなキーワードで検索にかかりやすくなるように、ホームページを持っていたほうがいいでしょう。

また、初診の患者さんからの予約電話が欲しい場合は、Googleビジネスプロフィールの情報だけでは情報量が足りず、集患の難易度が上がるためホームページが必要です。

集患したい患者さんを集患するために必要

歯科のホームページは、自分の歯科医院にマッチする患者さんをよびこむ役割も担っています。

歯科の経営を成功させるために、さまざまなタイプの患者さんに歯科医院を選んでいただくことも戦略の一つですが、理想の診療を実現したい場合「診療内容にマッチする患者さん」を集患していくことも大切です。

ホームページを使った集患の具体例

小児歯科を中心に行いたい場合は、親子にアピールしなければ集患できません。しかし、ホームページに小児歯科の詳細が書かれておらず、医院内の様子がわからなければ、患者さんは他の歯科へ行ってしまいます。

また、自由診療を中心に行いたいのに、保険診療しか検討しないタイプの患者さんばかりにお越しいただいても、自分が理想とする診療のための集患はできません。

小児歯科で集患するなら、小児歯科の詳細ページを作り、自由診療で集患したいならホワイトニングや審美治療など、それぞれのページを詳しい内容で制作することが大切です。

他の広告媒体との違い

ホームページは、毎月契約を更新するタイプの広告とは異なり、一度制作費をかけてしまえば、そのあとは少ない維持費でサイトをクローズするまでずっと情報を発信することができます。

また、ホームページのページ数は無制限です。

歯科のホームページは「医療広告ガイドライン」を踏まえて制作することが大切ですが、必要なページを順次追加して、集患につなげていきましょう。

歯科のホームページの役割を理解した上で、わかりやすいホームページを制作

歯科医院がホームページを制作するなら、ホームページが持つ役割について理解した上で、他の医院と差別化できる「オリジナリティがあるホームページ」をお作りすることをおすすめします。

診療内容や診療時間による差別化も大切ですが、新規の患者さんにとって第一印象は「ホームページのビジュアル」です。写真やフォントの色や大きさなど、どの年代の方にもわかりやすく、歯科に詳しくない方も理解しやすいサイト作りを心がけましょう。

日本ビスカ」では、費用を抑えてホームページをお作りいただける「テンプレート」を使用したプランや、オリジナリティを追求するプランまで、さまざまなプランをご用意しております。

歯科のホームページ制作は、日本ビスカへご相談ください。ホームページがオープンした後の「医院からのお知らせ」の掲載や「ホームページ情報のアップデート」など保守管理も行っています。

ホームページ制作サービス

ホームページは、クリニックの資産として育てていくことができるものです。まずホームページを開設することは、インターネットから集患するうえで欠かすことはできません。

ビスカでは、公開までのスケジュールやニーズ、ご予算に合わせて柔軟に対応できるホームページ制作プランを3つご用意しております。