医院の場合に最も気になるのが「地域名+科目名」などの検索結果でしょう。このように、明らかに診療圏内で医院を探しているユーザーに対して、検索結果でホームページが上位に表示されることは、集患に繋がるため大変重要なことです。ですが、昨日まで検索結果1ページ目の上位に入っていたのに、急に順位が下がってしまった、ということもあります。順位が下がる原因は大きく2つあって1つはGoogleコアアルゴリズムのアップデートによる影響です。もう1つはGoogleのポリシー違反に対するペナルティです。
①Googleコアアルゴリズムのアップデートによる順位変動
Googleコアアルゴリズムのアップデートとは
ご存じの方も多いかとは思いますが、Googleの検索エンジンでは様々なアルゴリズム(プログラミング処理方法)を使用しています。その根幹が「コアアルゴリズム」です。Googleでは年に数回このコアアルゴリズムのアップデートを行っており、それによって順位変動が起こる場合があります。
Googleコアアルゴリズムのアップデートによる順位変動
Googleがコアアルゴリズムのアップデートを行う場合にはオフィシャルな告知を行っています。ただし、詳細の内容については明らかにされないため、アップデート終了後にしかアップデートの影響の有無はわかりません。
Googleコアアルゴリズムのアップデートで順位が下がった場合
アップデート終了後には、SEO業界のメディアや関係者によって、順位変動の原因などがレポートされます。そこで明確な原因(SSL対応していない、レスポンシブではない、等)がわかればすぐに対応することができます。しかし、わからない場合もあり、その場合は地道な改善が必要になることもあります。1週間後には元の順位に戻っている場合もあれば、数か月戻らない場合もあるため、日々検証を行っていく必要があります。
②Googleのクロールインデックスから外された
順位が下がるもう1つの大きな原因は、そもそもGoogleの検索ロボットの巡回(クロール)対象から外されてしまうことです。これは順位が下がるのではなく、検索結果に表れないということになります。クロール対象になっているかどうかは、Googleサーチコンソールというツールで確認することができます。これまで正常にクロールされていたのに、インデックスが削除されてしまっている場合には、いわゆるペナルティの対象になった可能性があります。
Googleのペナルティとは
Googleは以下のようなWEBサイトの品質に関するガイドラインを設けており、そのガイドラインに違反しているようなサイトに対してはクロールインデックスから外す、いわゆるペナルティを課すことがあります。
Googleが禁止している不正行為には以下のようなものがあります。
- 自動生成されたコンテンツ
- リンク プログラムへの参加
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
- クローキング
- 不正なリダイレクト
- 隠しテキストや隠しリンク
- 誘導ページ
- 無断複製されたコンテンツ
- 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
- 構造化データのマークアップの悪用
- Google への自動化されたクエリの送信
つまり、他のサイトをコピーしたようなサイトや、独自のコンテンツがないアフェリエイトサイトや、不自然なリンクが多いなどのサイトは、低品質とみなされクロール対象から外されるのです。悪意はなくても重複したコンテンツが多かったりするとコピーコンテンツとみなされる場合もありますので注意が必要です。
ペナルティへの対応方法
いったんペナルティを課された場合は、WEBサイトの該当する箇所を改善し、再度クロール申請をすることで再度インデックスされることができます。
まとめ
検索結果の大きな順位変動は、集患にも影響を及ぼすため、常にウォッチしておくことが必要です。ビスカのSEOサービスでは設定した対策キーワードの順位を毎月レポーティングしており、Googleアルゴリズムの影響があったかなどもすぐにわかるようになっています。また最新のアップデート状況や対応についても専門スタッフが日々検証を行っております。
検索結果の順位にお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
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