おしゃれな歯科医院にぴったりなホームページを作るには?制作会社を選ぶポイント

「内装にこだわったおしゃれな歯科医院をオープンしたい」「今どきのニーズにこたえられるような、おしゃれな歯科医院にリニューアルしたい」とお考えの皆さま。

せっかく内装にこだわるなら、診察券からホームページまで、歯科医院のトータルブランディングを行うことをおすすめします。

集患対策として、医院の顔になるホームページも、内装に合わせておしゃれな雰囲気で制作しませんか?

今回は、歯科医院のホームページ作りにおける

  • おしゃれなホームページを作るための「制作会社」を選ぶポイント
  • 歯科医院のホームページにおける「おしゃれ」の定義とは?
  • おしゃれなページを制作する際に押さえておきたいポイント

についてお話します。

歯科医院のホームページ制作会社選びのポイント

歯科医院の方向性や経営方針をくみ取ってくれる制作会社選びが大切

ホームページ制作会社を選ぶ際には、歯科医院の方向性や経営方針をくみ取ってくれる制作会社選びが大切です。

せっかくおしゃれなホームページを作りたい、と考えても、出来上がったものが医院のコンセプトに合わないものでは意味がないからです。

おしゃれで近代的な歯科医院のホームページを制作したい場合は、以下のポイントをふまえて制作会社を選びましょう。

【ホームページ制作会社選びのポイント】

  1. 歯科医院の案件を多く取り扱っている制作会社を選ぶ
  2. しっかりとヒアリングを行ってくれる制作会社を選ぶ
  3. 歯科医院ならではのデザインや文章の提案力がある制作会社を選ぶ
  4. HPを公開してからもサポートしてくれる制作会社を選ぶ
  5. SEOに強いホームページ作りができる制作会社を選ぶ

なぜ、歯科医院の案件の取り扱いがある制作会社がいい?

歯科医院の案件の経験が豊富なホームページ制作会社では、歯科医院の開業やリニューアルがどのようなものであるかよく知っています。そのため、忙しい開業時にもしっかりとサポートしてくれることがメリットです。

また、歯科医院のホームページ制作においては、来てもらいたい患者層に「おしゃれ」と思ってもらえるデザイン提案力や、難しい医療情報もわかりやすく表現する文章構成力が求められます。そのうえで、その医院ならではの魅力や特徴をしっかりと表現する必要があります。他院との差別化が必要な歯科医院のホームページは、クリエイティブの面においても高い制作スキルと経験値が求められます。

さらに、歯科医院のホームページでは「医療広告ガイドライン」を意識しなければなりません。医療広告ガイドラインに抵触してしまった場合、せっかく作ったホームページが検索エンジンに「質の悪いホームページ」と判断されてしまうこともあるため注意しましょう。その点、最新の医療広告ガイドラインに対する知見をもっている制作会社には安心してお任せできます。

このような理由から、歯科医院の案件の取り扱いがある制作会社を選ぶことが大切です。

ホームページ公開後のサポートとは?

歯科医院のホームページは「制作して終わり」ではありません。せっかくこだわりを持って作ったホームページを、検索エンジンに上位表示されるよう対策しましょう。そのため、SEO対策(サーチエンジン最適化)のサポートサービスを行っている制作会社を選ぶことが大切です。

また、情報の鮮度を保つために「歯科医院のお知らせ」を定期的に掲載することも検討しなければなりません。忙しい方には、お知らせの掲載をサポートしてくれる制作会社をおすすめします。

ホームページ作りから、公開後の運用、保守管理までサポートしてくれる制作会社なら、ワンストップでホームページを運営することが可能です。

歯科医院のホームページにおける「おしゃれ」の定義とは

「おしゃれである」「かっこいいと思う」などは人それぞれ持つ感覚によるもので、明確な定義はありません。

しかし、色を統一したり、コンセプトをしっかりと決めたり、計画的にホームページ作りをしていくことで、おしゃれさやかっこよさを演出することが可能です。

【おしゃれさにつながるポイント】

  • 白を基調にする、黒を基調にするなど色彩を統一する
  • 北欧風、子供向けなどコンセプトを決める
  • 歯科医院の院内設計も含め計画的にホームページの設計を行う

ファッション業界や現代アートにも言えることですが、おしゃれの定義は計画的に作るものです。自分がいいと感じるアイデアを実現するために、計画的に進めていきましょう。

ホームページ制作におけるポイントは?

おしゃれなホームページを作るためには統一感が大切です

おしゃれなホームページを作るためには、歯科医院のコンセプトを元にした統一感が大切です。
歯科医院のホームページ制作の際に押さえておきたいポイントは、5つあります。

  1. どのような歯科医院にしたいのか「方向性」を決める
  2. 集患したい患者さんに好まれるデザインをリサーチする
  3. ロゴデザインや医院の内装とホームページの雰囲気を合わせる
  4. 他サイトと差別化するためにメインビジュアルに特徴を持たせる
  5. 患者さんにとって閲覧しやすいスマートなホームページ作りを心掛ける

方向性を決めてデザインの案を出す

おしゃれでかっこいいホームページ作りには、歯科医院の雰囲気とホームページの雰囲気の「統一感」が重要です。まず、方向性を決めないことには統一感は出せませんので、医院の特色として出していきたい診療科目やこだわりをはっきりさせます。

その上で、フォントや色遣いにこだわり、医院のロゴや内装などのイメージに合わせたフォントや色を選択し、トータルブランディングしていきましょう。

集患したい層の好みをリサーチ

集患したい患者さんに良い印象を与える、共感してもらえるデザインであることも大切です。
ロゴデザインや医院の内装にも言えることですが、来てほしい患者さんに「この医院は自分に合いそう、行ってみよう」と思ってもらうためには、そうした患者さん層にどのような趣味趣向、好みの傾向があるのか把握することが重要です。そのテイストやエッセンスをアウトプットに加えることで、より効果的なデザインが実現します。

●小児歯科の場合

ホームページを見て、通う医院を決めるのは、お子さん本人ではなくお母さんがメインです。

そのため、20-30代のお母さん層にとって親しみやすく、安心感のあるテイストが受け入れられます。

同じお母さん世代でも、下町風か山の手風か、エリアによって好まれるデザインは異なります。

●審美治療の場合

女性だけではなく男性にも口元の美意識が高まっている最近の時世を反映するのであれば、
エレガントさや華やかさだけではなく、清潔感や信頼感を意識したデザインが適しています。
また、自由診療メインであれば、ちょっと特別感のある上質な印象を与えることも必須になります。

使い勝手が悪くならないようにすることもポイント

いくらおしゃれさを重視したとしても、使い勝手が悪いホームページはスマートであるとはいえません。患者さんが閲覧しやすい「知りたいことを簡単に知ることができるホームページ作り」を心がけてください。

患者さんの利便性向上のために役立つコンテンツ

  • 24時間Web予約
  • LINE予約
  • 問い合わせフォーム
  • Googleマップと連動したアクセスマップ
  • サイトの冒頭に診療時間や診療日を掲載する
  • どんな診療を行うのか診療の詳細ページを作る

歯科医院のおしゃれなHP制作なら日本ビスカがおすすめ

おしゃれなデザインで歯科医院のホームページを制作されたい方には、日本ビスカのホームページ制作サービスがおすすめです。

日本ビスカは、1984年から続く歴史ある会社であり、歯科医院や動物病院、病院の経営に役立つ、カルテラックや診察券などのアイテムを提供してきた会社です。

ホームページ制作も行っており、長年の医療業界における経験から、歯科医院の開業時やリニューアル時のお悩みに寄り添いながら、おしゃれなホームページ作りのお手伝いをいたします。

大人向けのおしゃれなデザインから小児歯科向けのデザインまで、さまざまなテンプレートや過去の製作実績をご覧いただけるページもご用意しておりますので、ぜひご覧ください。

ホームページ制作サービス

ホームページは、クリニックの資産として育てていくことができるものです。まずホームページを開設することは、インターネットから集患するうえで欠かすことはできません。

ビスカでは、公開までのスケジュールやニーズ、ご予算に合わせて柔軟に対応できるホームページ制作プランを3つご用意しております。

歯科医院でできる口コミ対策は?口コミを増やす方法や自作自演と思われないための注意点

集患において、忖度なく書かれたユーザーの口コミの影響力は年々大きくなっています。歯科医院も例外ではなく、新規の患者さんに来院してもらうにはやはり口コミ対策が欠かせません。

今回は、口コミの重要性や歯科医院が取り組むべき口コミ対策について紹介します。

歯科医院の口コミ対策とは?

歯科医院ができる口コミ対策とは、主にGoogleの口コミ対策を指します。検索結果の地図部分やGoogleマップを利用しているユーザーが多いため、口コミや評価が歯科医院選びを左右しているといえるでしょう。そこでまずは、口コミ数を増やす対策が必要になります。

口コミを増やす!対策のポイント

歯科医院の口コミ対策のポイントは、効果的に口コミの投稿を増やす環境を整えることと、せっかく書いていただいた口コミに丁寧に返信することです。
悪い口コミもそのまま放置せず、必要な対処を行いましょう。

投稿しやすい環境を整える

患者さまの手間を省いて、口コミへのハードルを下げることが大切です。口コミ投稿画面へ遷移するQRコードや口コミを促すポップを置いておくことで、投稿しやすくなります。来院した後に、ショートメールで依頼する方法も効果的です。

口コミを投稿したくなる体験を提供する

患者さんに寄り添った対応を提供し、患者さんが進んで口コミを書いてくださるように応対することも大切です。口コミではなくSNSなどに、歯科医院であった素晴らしい体験を共有する方もいますが、そちらも集患への影響が大きいことです。

医院のスタッフ全員のホスピタリティを上げて、余裕をもって対応できるような環境作りを行いましょう。

口コミに返信する

口コミに返信することで、患者さまのからの投稿をきちんとチェックしている歯科医院として印象が良くなります。信頼を得ることで、返信を見た他の患者さまも口コミをする可能性が高くなるという相乗効果が期待できます。患者さまとのコミュニケーションは、再来院にも影響するため、口コミには返信するようにしましょう。

悪い口コミの対処方法

悪い口コミがついてしまった場合は、まずは改善の姿勢を示すことが大切です。口コミに丁寧に返信することで、誠実な印象になります。いたずらなど悪質な口コミの場合は、Googleに不適切な口コミとして申請することで削除できるケースもあるので確認してみましょう。

口コミ対策の注意点

口コミを増やしたいからといって、何をやってもいいというわけではなく、ルール違反をすればかえって評価を下げてしまいます。

くれぐれも自作自演したり、大量の口コミ投稿を他者に依頼したりしないように気をつけてください。

自作自演しない

自分のGoogleアカウントや、歯科医院のスタッフのGoogleアカウントを使った自作自演はやめましょう。アカウントの設定を間違えたり、関係者しか知りえないことを書きこんだりしてしまった時、患者さんに不正がバレてしまうことがあります。

そもそも、口コミの自作自演はガイドライン違反になりますので、最悪の場合はGoogleビジネスプロフィールのアカウントが停止処分されてしまいます。

不正と判断されてないように気をつける

一度に大量の口コミは投稿されると、不正と判断される場合があります。口コミを増やしたいあまり、報酬を渡しての口コミ投稿を行うと、ペナルティを受ける可能性があるので注意しましょう。

口コミの投稿を強要しない

口コミが欲しいからといって、ご来院いただいた患者さんに口コミを強要しないようにお気をつけください。強要をよく思わない患者さんがいらっしゃった場合、口コミに「口コミを強要された」と事実を書くことを止める権利も方法もありません。

そのような口コミを見て、来院したくなる方はほとんどいませんので、患者さんが不快に思うことをしないように注意してください。

歯科医院の口コミ対策がなぜ重要なのか

口コミ対策によって、集患にどのような影響があるのかを紹介します。

信頼関係を広げるために重要

口コミは、新規の患者さんへ信頼関係を横に広げていくために必要なツールです。また、口コミは、すでに通っている患者さまとの信頼関係にも影響します。良い口コミが多いということは、それだけ利用者が多く、人気があるという安心感につながります。

もし悪い口コミのみや数件しか口コミがないとわかれば、医院離れになりかねません。

集患に直結するから重要

口コミをきっかけに来院する患者さまも多く、集患にダイレクトに効果があるのが大きなメリットです。「Googleビジネスプロフィール」で口コミを増やすと、検索結果の地図部分でも上位表示され、競合歯科医院よりもクリック率が上がる傾向にあるので、効率的に集患できます。

まとめ

口コミは患者さんが歯科医院を決める上で、重要な役割を担っています。Googleマップで近くの歯科医院が複数出てきたとき、評価の高いほうを選択するのは言うまでもありません。

口コミ対策が不十分であれば、ビスカのWEBマーケティング部門にご相談いただき、早めの対策を検討しましょう。どのように口コミを集めたらいいのか、口コミ集めのアイデアのご提案や、よりGoogleマップで上位に表示されるための施策をご提案します。

成果報酬型MEOサービス

医院にとっての集患施策で今もっとも重要だといえるのがMEO対策です。ビスカでは独自アルゴリズムでのキーワード選定や専門チームによる分析と施策を行っています。

【歯科医院の集患】MEO対策の重要性は?患者さんに地図でアピールする理由

スマートフォンやパソコンの位置情報をオンにして、歯科医院を検索すると、地図上に自分の現在位置から近い場所の歯科医院が表示されることはご存じでしょうか。

MEO対策とは、この位置情報による、地図上の検索順位を上げるための対策です。「近くの歯科医院を検索したい」という検索ユーザーの目的が明確であるため、MEOの成功は集患に直結します。

今回は、MEOが歯科医院の集患に役立つ理由や対策方法について紹介します。

1.MEOとは?Googleマップへの対策

MEOとは「Map Engine Optimization」の略で、地域性の高いキーワードで検索したときに、Googleマップ上の検索結果において上位表示されるための施策です。

特定の地域で検索したユーザーがターゲットになることから、ローカルSEOとも呼ばれています。

2.地図上で集患対策を行う理由

潜在的な患者さんの中には、「歯医者に通うなら自分の家から通いやすい歯医者がいい!」という希望をお持ちの方もいます。

そのため、自分の現在位置から近い歯科医院を調べる方多数いらっしゃいますので、MEO対策は重要です。

「MEO対策が集患につながる理由」を詳しく解説します。

2-1.効果的にアピールできる

じつは、検索結果に表れる地図の位置が「MEO対策で新患が増える理由」です。

この地図は、ホームページの検索一覧の下の歯科医院よりも高い位置に表示されます。検索1位や2位のホームページと、近い位置に表示されているのです。

インターネット検索の効果は、ホームページの順位が高いほど効果があり、1位のサイトと20位のサイトではクリック率に大きく差が出ます。

MEO対策を行うことで、潜在的な患者さんの目に留まりやすい場所でアピールすることができます。

2-2.競合対策になる

近隣にいくつか歯科医院がある場合、どこ行くべきか悩む患者さんも多いでしょう。

継続して通院することを考えたときに、仕事の帰りに寄ることができる場所や、家に近い場所の歯科医院が望まれているからです。

競合する歯科医院がMEO対策に力を入れていると、そちらが優先的に表示され、見込めていたはずの新患が、競合医院に流れてしまうリスクがあります。

検索されている方の近くに歯科医院があることをアピールして、競合対策を行いましょう。

3.Google ビジネスプロフィール を活用したMEO対策

Googleの地図部分に表示される情報は、基本的にGoogle ビジネスプロフィールに登録している情報が表示されます。

Googleビジネスプロフィールは、インターネット上の歯科医院の名刺ともいえる重要な情報です。

ここでは、Google ビジネスプロフィールを使用したMEO対策を解説します。

3-1.正しい情報を入力する

Googleビジネスプロフィールに登録する際は、Name(歯科医院名)、Address(住所)、Phone(電話番号)の頭文字をとった「NAP情報」を、正確に入力することがMEO対策を行う上で重要です。

誤った情報を入れると、上位表示に不利に働くため、正しく入力しましょう。

3-2.コンテンツを増やす

外観や内観、スタッフの写真などの「コンテンツ」を登録することで、歯科医院の雰囲気が伝わり、安心して来院できるようになるでしょう。

記事投稿などの地道な活動も上位表示に効果があります。投稿する際は関連するキーワードを含めるように意識してみてください。

3-3.口コミを投稿してもらう

患者さんがGoogleビジネスプロフィール上で注目している箇所は、歯科医院の口コミです。

来院した患者さまに口コミを投稿してもらうと、歯科医院選びで悩んだ時の決定打になり、来院の確率をあげることができます。

口コミに返信することもプラスに働くので、忘れずに返信しましょう。

また、いい口コミをたくさん集めたいからと、短期間で大量の口コミが投稿されるようにすると、不正と判断されることがありますのでご注意ください。

口コミ対策のポイント

万が一、不利な口コミが掲載された場合も、慌てずに丁寧で前向きな返信を行いましょう。
配慮する気持ちを忘れずに、医院の信頼を落とさないように対策することがポイントです。

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まとめ

歯科医院の集患において、まずは、地域の皆さんの家や職場の近くに歯科医院がある事実を知ってもらうことが大切です。

集患に課題を感じている場合は、検索ユーザーに見られる確率の高いマップ部分で上位表示できるようにMEO対策を行っていきましょう。

日本ビスカ のWEBマーケティングでは歯科医院のMEO対策にも力を入れておりますので、お気軽にご相談ください。

ご契約のお客様には、Googleビジネスプロフィールへの登録のアドバイスや、ご予算に合わせてMEO対策のご提案などをさせていただきます。

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歯科医院のSEO対策は専門性アピール!E-A-Tを高めて順位を上げる方法

ホームページの評価を上げるためには、信頼できるサイトであることや専門性のアピールが重要です。
歯科医院のホームページを作ったら、「E-A-T」を高めてSEO対策を行いましょう。


今回は、「E-A-T」とはなにか、「E-A-Tを高めるメリット」やアピール方法、効果的にコンテンツに取り入れる方法を紹介します。

E-A-Tとは?

E-A-Tとは、検索エンジンがホームページの内容を評価する基準であり、SEO対策にとって重要なポジションを占めます。
E-A-Tは、次の3つの頭文字から構成されています。

  • 専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthiness)

人に人生に関わるサイトは信頼性がホームページの価値に直結

E-A-TはGoogleが重視する指標の一つであり、特に、「YMYL」(YMYL=Your Money or Your Life)というGoogleが規定する、人の人生に関わるような分野においては非常に厳しい基準が設けられています。

医療業界のホームページは、人の人生に関わる分野なので、発信者の専門性や権威性を活かし、信頼性を上げていくことが大切です。

医療業界のホームページは誤った情報を発信しないように注意

医療関連の検索キーワードに対して「誤った医療情報」が掲載されると、誤った情報を信じてしまったユーザーの健康被害を招く恐れがあります。

そのため、近年Googleは、フェイクニュースを掲載しないように、E-A-Tを重視していますので、掲載情報には細心の注意が必要です。

E-A-Tが順位に直結する理由

GoogleがこのE-A-Tを重視するようになってから、とくに医療系の検索結果には、個人のブログや情報サイトよりも医療機関や大学、国の省庁など信頼性が高いと判断されるホームページが上位に表示されるようになりました。

歯科医院などの医療機関であれば、個人のホームページよりも信頼性は高くなりますが、検索上位を目指すなら適切なE-A-T対策が必要です。

歯科医院のホームページでE-A-Tを高めるメリット

ホームページのE-A-Tを高めると、どのようなメリットがあるのか紹介します。

GoogleからのSEO評価が受けやすくなる

開業したばかりの歯科医院のホームページは運用期間が短く、SEO評価が上がりづらい傾向にあります。

E-A-Tを高める対策をしておくと、Googleからの評価にとって有益なホームページと判断され評価の対象になり、順位が上がりやすくなります。積極的にアピールしていきましょう。

集患を増やせる

Googleに評価されるということは、検索結果の上位に表示されやすくなるということです。検索上位のホームページのほうが、クリック率が高い傾向にあります。

すなわち、ホームページを上位表示することは、歯科医院を探している患者さまの目にも留まりやすく、集患につながる可能性も高くなるといえます。

効率的に集患できる

検索結果の1ページ目、とりわけ5位以内に入ってくるとクリック率が高く、また集患につながる可能性も高くなるので、他の宣伝方法よりも低コストで、高い効果が得られるのが大きな魅力です。


検索結果の順位が10位と1位では、クリック率に大きな差が出ます。検索結果が上がることで、より効率的に集患できるようになるでしょう。

E-A-Tを高めて検索エンジンにアピールする方法

実際にE-A-Tを高める方法をそれぞれ紹介します。

専門性

専門性を高めるには、ホームページの執筆者(あるいは管理者)に専門知識があると示すことが効果的です。

ホームページの目立つところに院長の氏名・経歴・肩書や、などのサイト制作者のプロフィールを掲載しましょう。

権威性

権威性は「コンテンツの制作者が特定の分野において認められているか」という点で判断されます。著名人のホームページは、検索順位が上がりやすくなるということです。

【Googleに権威性があると認めてもらうコツ】

  • 認定医や専門医の資格があれば経歴ページに掲載
  • ディプロマ(証書)の写真をホームページに掲載
  • 歯科業界の権威のある団体や組織のサイトに紹介してもらう
  • 外部サイトからリンクを貼ってもらう

このように、権威性がある有益なコンテンツだと評価されるためには、地道な活動が必要です。

なお、認定医や専門医の表記を行うときは、医療ガイドラインに基づき掲載します。

【関連記事】

信頼性

信頼性は、サイトの運営者やコンテンツの内容が「根拠がある信頼できる情報であるか」が基準になります。

信頼性を上げる対策として、根拠となるデータを掲載する方法が有効です。

表やグラフ、写真など、具体的な経験やデータを取り入れつつ、ホームページを作りましょう。

【信頼性を上げるためにできる工夫】

  • 参考文献を掲載する(外部サイトへのリンク)
  • 論文を掲載する
  • ユーザーのためにより詳しい情報へのリンクを貼る
  • 「Googleビジネスプロフィール」に登録する

Googleプロフィールへの登録や、新規コンテンツ作成のご相談は、歯科医院のホームページ制作を得意とする「日本ビスカ」にご相談ください。

E-A-T高めるには丁寧なコンテンツ作りが大切

誤った情報を掲載することで、ユーザーの疾患を悪化させてしまうことがあるため、内容を吟味して、信頼がおける丁寧なコンテンツ作ることはE-A-Tを高める上で大切です。

SEO対策の本質は、ホームページを見る患者さまに「有益なコンテンツ」を提供していくことであり、掲載内容は慎重に考えなければなりません。

まとめ

歯科医院のホームページを作るときは、膨大な知識やチェック作業が必要です。日本ビスカでは、E-A-Tを意識したコンテンツ作りを積極的に行っております。

歯科医院のホームページを新規で作りたい方、リニューアルをしたい方は、日本ビスカに気軽にご相談ください。

成果報酬型SEOサービス

インターネット経由の集患を増やせるかどうかはSEO対策をしっかりできているかといっても過言ではありません。

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自由診療の集患率をアップさせるには?既存患者さんへの効果的な働きかけ

日頃、診療を行っていて「保険診療ではなく自由診療なら、患者さんの希望に寄り添えるのに…」と思っている医師の方もいらっしゃるかと思います。
しかし、そのためには設備や薬を揃えなければならず、医院の収益アップは欠かせません。
今回は、医院の利益を増やし、患者さんに寄り添う治療を提供するために、自由診療の集患率をアップさせる施策についてご紹介します。

自由診療率アップのターゲットは既存の患者さん

「今後はインプラントやホワイトニングも強化したい!」という医院さまにとって、自費診療の患者さんを新規で集患する場合、検索広告を打つという手段があります。しかし、新規来院される患者さんを獲得するための費用は高額です。

また、高額な治療をまかせていただくためには「信頼」が欠かせません。

そこで、既存の患者さんを第一のターゲットにしましょう。

新規患者獲得にかかる費用の目安は高額

たとえばインプラントで、新規来院を一人獲得するための費用(獲得単価)は、少なくとも5万円〜10万円程度はかかると言われています。そのため広告にかける費用も30万円〜はかかる場合がほとんどです。ですが残念ながら、実際に30万円分、広告を掲載しても1件もインプラント新患につながらない、ということもありえます。

新規の患者さんを獲得するまでにかかるコストは「月の費用×患者さんを獲得するまでの期間」です。月々10万の広告費で、5ヶ月広告を掲載した場合、一人の患者さんの獲得に50万円かかります。

既存の患者さんにプラスオンしていただくメリット

既存の患者さんへ自由診療をご案内して、保険診療から切り替えたり、または保険診療にプラスオンしていただく方が、コストパフォーマンスが良くなります。既存の患者さんには、直接お声がけができるからです。

いままで培ってきた患者さんとの信頼関係を大切に、「このような治療の選択肢もあります」とお勧めしてみてください。

自由診療のメリットを患者さんに伝える

なぜ、患者さんが自由診療に踏み切ることができないのか。それは自由診療のメリットを知らないからです。また、費用が高額であるため、信頼感も自由診療を受ける決め手になります。

信頼感を損なわないよう、自由診療のメリットを伝えましょう。

医院のメリットよりも患者さんの気持ちを大切に

患者さんは、「自由診療」というと保険適用外なので高額という認識は持っています。

ですが、自由診療であれば型取りや素材、治療方法の自由度が上がり、より快適なケアにつながるというメリットについてはあまり知りません。

「費用が高額だから」という認識があり、自由診療のメリットを知るところまでたどり着けないからです。

患者さんの選択の幅を広げていただくためにも、自由診療の良い面を知っていただくことが重要ですが、医院のメリットよりも、患者さんの目線に立ってお勧めすることが大切です。

自由診療を勧める際は信頼感を大切に

元々、保険診療に来られた患者さんに、いきなり自由診療をおすすめしないほうがベターです。患者さんにとっては、高額治療に誘導されているように思われかねません。高い治療を売りつけられたと誤解され、信頼感が損なわれてしまうこともあります。

患者さんに、自由診療のメリットとデメリットを伝え、しっかり検討していただくことが大切です。断られてもしつこく勧めずに、改めての機会を見計らうことも必要かもしれません。

行動変容を促すには動画が最適

「行動変容」とは、本人の意識や習慣が変わることによって行動が自発的に変化することです。自由診療率をアップさせるには、患者さんの自費治療に対する認識を変えて、前向きに受診してもらうよう促すこと、つまり患者さんの行動変容を促すことが必要です。

既存の患者さんには直接声をかけることもできますが、今まで行ったことがない治療を検討した場合、医院のホームページを見る方がほとんどです。

すでに院内ポスターやパンフレットでご案内をされている医院さまもいらっしゃるかと思いますが、自由診療を受けたことがない患者さんに「行動変容」を促すためには、ホームページの特設ページ作りや動画制作を行いましょう。

ホームページに特設ページを作る

患者さんに自由診療のメリットを知っていただくためには、患者さんの「都合がいい時間」に、患者さんの「知りたいこと」について情報提供できる仕組みが大切です。

スマートフォンの普及率が高いため、ホームページ上に診療の特設ページを作ることが有効です。

【自由診療の特設ページに掲載したいこと】

  • 診療内容
  • 診療のメリット・デメリット(注意点)
  • 費用
  • 事例など

診療のデメリットは伝えにくいことかもしれませんが、「医療広告ガイドライン」を満たすために必要な項目です。

デメリットや費用も包み隠さず伝え、その上で納得した治療を受けていただけるようにしましょう。

動画制作をおすすめする理由

自由診療率をアップさせるためには、いままで自由診療を受けてこなかった患者さんの心を動かさなくてはなりません。実は、文字よりも動画の方が視覚的な影響力が強い分、行動変容を促す効果があります。

先生の人柄や、医院の雰囲気を伝え、患者さんの信頼感を得るために、実際の声や映像があったほうが伝わりやすくなります。

また、YouTubeやInstagramへの投稿も有効です。特に、美容系の自由診療は「人に知られずに受けたい」という患者さんが多いため、こっそり調べられる環境を作りましょう。

待合室で使えるデジタルサイネージも有効

動画を投稿するには手間がかかります。治療をされている先生はお忙しいと思いますので、先生に代わって患者さんへ伝えたいことを訴求できるツールとして、今「サイネージ動画」が注目されています。

動画を制作会社に依頼し、待合室やユニットで動画を流すだけで、患者さんへの興味喚起を促しやすくなるのです。

まずは、院内で流す動画で興味を持ってもらい、パンフレットを持ち帰っていただくという宣伝方法をおすすめします。

日本ビスカは動画制作も行っています

自由診療のメリットや選択肢といった情報を自然な形でアプローチするには、待合室やユニットでのサイネージ動画が、やはりおすすめです。

実際に、日本ビスカのサイネージ動画サービス「デンタビジョン」をご利用いただいている医院さまでは、「インプラントの動画を見た患者さんから問い合わせがあった」「むし歯治療の患者さんが動画を見て、セラミックを希望された」など自然な形で自由診療へつながったケースも増えております。

患者さんへのコミュニケーションツールとして、導入されることをおすすめします。

広告コストについて

毎月広告に数十万費やすことと比較すると、最初に費用を払いきってしまえばしばらく同じ動画を流せるサイネージ動画はコストパフォーマンスの面でも優れています。年間の広告費と比べてみてください。

ご相談はメールフォームから承ります

サイネージ動画についての詳しいご説明をご希望の医院さまは、下記のフォームよりご連絡いただければ幸いです。日本ビスカ営業担当よりご連絡させていただきます。

DENTAVISON 資料問い合わせ|日本ビスカ株式会社

▼日本ビスカサイネージ動画サービス「デンタビジョン」

日本ビスカのサイネージ動画サービス「デンタビジョン」では、毎月新作動画をアップしております。自由診療への興味喚起を促すための動画ラインナップも取り揃えております。

ぜひご覧ください。

日本ビスカ株式会社【公式Youtubeチャンネル】

【WEBマーケティング】集患に影響!歯科医院のホームページに掲載すべき情報

(はじめに)

総務省の「令和3年版情報通信白書」によると、”情報通信機器の世帯保有率については、携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末では、9割を超えている”(引用)とされています。

看板や情報サイト、SNSなどの集患方法もありますが、やはり多くの患者さんが歯科医院の公式ホームページをチェックしてから来院していると考えられます。

では、集患に欠かせないホームページは、どのように制作すれば良いのでしょうか?この記事では、歯科医院のホームページに掲載すべき基本情報と、情報掲載のポイントをご紹介します。

歯科医院ホームページに掲載すべき基本情報

集患を目的としたホームページの場合、まずは、歯科医院ホームページに掲載すべき基本情報について把握しておきましょう。

情報が不足しているホームページでは、集患効果が上がりません。

1.歯科医院の基本情報

ホームページを見た患者さんが「この歯医者に通院したい」、「予約を取りたい」と感じるように、基本情報について明記しておきましょう。

診察時間・休診日

患者さんにも都合があり、診療時間が不明瞭な歯科医院を選ぶことはありません。患者さんが予約に前向きになるように、診察時間・休診日は常に最新情報を掲載しましょう。

また、診療時間を明確にしておかなければ、休憩時間中にも電話がかかってくることがあります。電話をとれない時間帯がある場合は、電話受付の時間を記載しておくと予約の取りこぼしを防げます。

住所

歯科医院ホームページの目的は、患者さんに来院してもらうことです。住所を記載するだけではなく、わかりやすいアクセスマップも載せておきましょう。

診療科目

診療科目が一覧でわかるように、診療科目を掲載しましょう。診療科目として挙げられる項目には医療ガイドラインによる制約があり、「予防」や「審美」に関することは、表記や掲載内容に気を付ける必要があります。

ご予約方法

電話予約、WEB予約、LINE予約などの予約方法を明記しておくことで、患者さんと歯科医院のミスマッチを防ぎます。

また、歯科医院側の「電話で予約してほしい」、「初回はWEBで予約を取ってほしい」という方針を明記しておくと、予約を管理しやすくなります。

2.院長メッセージ

患者さんは、歯科医院を選ぶ際に「どのような先生に診察してもらえるのか?」「治療を任せても大丈夫な先生か」などの不安を抱えています。

このような不安を払拭するために、顔写真付きの院長メッセージを掲載しておきましょう。顔写真や経歴を掲載するだけで、信頼感が増すのでおすすめです。

院長メッセージでは専門用語の使用は控えて、患者さんがわかる言葉を使用して挨拶文を作成すると、「説明がわかりやすく、親しみやすい先生」という印象になります。

3.診療内容

歯科医院によって得意分野は異なりますが、その地域の患者さんから需要の多い診療内容を優先して記載するようにしましょう。(たとえばファミリー層が多い地域ならば小児歯科、高齢者が多い地域なら入れ歯など)また、診療内容では、どのような治療を行うか、具体的にわかりやすく記載することが大切です。

「抜歯の際の麻酔注射が痛いのではないか?」など、患者さんの不安を解消できる内容になっているかを確認しましょう。

4.施設・設備紹介

施設や設備など、院内の様子がわかるようにしておくことで、来院前の不安を払拭させることができます。近頃は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、感染症対策がされている施設かを気にする患者さんも増えてきました。このような不安を払拭するために、ウイルス対策について積極的に紹介したり、最新設備やこだわりの設備があれば写真を掲載しておきましょう。

5.料金表

ホワイトニングや歯列矯正などは自由診療になりますが、金額が高くなりがちです。そのため、患者さんも「自由診療を受けたいけれど、金額はいくらなのだろう?」と疑問を抱えています。このような疑問を取り除き、安心して診察予約をしてもらうために料金表も掲載しておきましょう。

歯科医院のホームページにおける掲載情報と戦略

ただ単に情報を追加すれば、集患できるというわけではありません。集患したいターゲット層や地域性を意識し、マーケットを意識した戦略を立てて掲載情報を選びましょう。

歯科医院ホームページ制作には、情報掲載のポイントがあります。

ポイント1.マーケットの変化に適した戦略を考える

ホワイトニングをアピールしたいのに、ホワイトニングの特集ページがないホームページでは集患にはつながりません。ページの内容も、時代に合った言葉と内容を選び、患者さんの関心を得ましょう。

歯科医院に通う患者さんの目的は、時代とともに変化していきます。

たとえば、ずっとマスクをしていた生活から離れる際には、化粧品ではリップの売り上げが伸び、歯のホワイトニングについて注目が集まりました。ページのキャッチコピーには、「マスクを外しても、自信をもって笑えるように」など、時代背景と患者さんの気持ちに寄り添った文言を選ぶようにすると、より集患につながります。

ポイント2.医療広告ガイドラインに準拠したページを作る

歯科医院のホームページ制作では、患者さんが不利益を被らないために、医療広告ガイドラインを守らなければいけません。2018年度の医療法の改正により、ホームページも広告の対象となったため、ガイドラインに違反すると罰則もあります。

矯正やホワイトニングなどの自由診療の料金表を明記すること、アンチエイジングなどガイドラインに反する表現を使用しないことなどが定められています。

そのため、掲載情報を考える際には、医療広告ガイドラインについての基礎知識やチェックが必要です。ガイドラインに準拠した、質の高い情報を掲載していきましょう。

医療広告ガイドラインについてはこちら

ポイント3.情報はわかりやすく、使いやすいデザインで掲載する

ホームページのデザインひとつでも、患者さんの信頼と安心を獲得することにつながります。

たとえば、ホームページを見た瞬間に求めている情報が閲覧できたり、お問い合わせボタンがわかりやすい場所に設置されているだけで、患者さんに「予約がしやすい歯科医院」と認識してもらえます。

そのため、ホームページを閲覧する患者さんの動線を良く考えてホームページを制作しましょう。

ポイント4.情報を更新する

情報の鮮度を保つために、常に情報を更新するように心がけることが大切です。

たとえば「診療日の変更のお知らせが2年前」では、患者さんの安心感を得られず、集患のチャンスを逃してしまいます。直近の情報を掲載することで、「管理が行き届いている歯科医院」ということを患者さんに伝えましょう。

適度に更新することで、検索エンジンの評価も上がり、インターネット検索で上位になることも可能です。

まとめ

今回は、歯科医院ホームページに掲載する情報と、掲載のポイントをご紹介しました。

歯科医院のホームページ制作では、医療広告ガイドラインやマーケットに関する知識が必要になります。そのため、「歯科医院のホームページ実績を豊富に持つホームページ制作会社」に依頼するほうが安心だといえます。

歯科医院のホームページ制作は、30,000件以上の医療機関との取引実績を持つ「日本ビスカ」にご相談ください。歯科医院の開業や事業継承など、経営の事情に詳しく、経験豊富なディレクターが、ホームページ制作をサポートします。

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ビスカでは、公開までのスケジュールやニーズ、ご予算に合わせて柔軟に対応できるホームページ制作プランを3つご用意しております。

【成功事例付き】歯科医院がブログを書いた方がいい3つの理由

(はじめに)

厚生労働省「医療施設調査・病院報告の概要」によれば、2019年の歯科診療所数は6万8,500軒あります。コンビニ店舗数の5万5,620軒を上回っていることからも、歯科医院は差別化しにくく、患者さんが歯科医院を選ぶ時代であることがわかるかと思います。

ホームページ開設する歯科医院は8割以上に増えましたが、上手に運営できているところはごく一部だといえるでしょう。歯科医師の先生や、歯科衛生士さんからブログで上手に情報発信することができれば、自院と患者さんとのコミュニケーションとなり差別化が図りやすくなります。この記事では、歯科医院がブログを書いた方がいい理由をご紹介します。実際に、集患に成功した事例も掲載しているため、参考にしてみてください。

1.SEO対策でアクセス数のアップが狙える

歯科医院でブログ運営をすれば、SEO対策ができてアクセス数のアップが期待できます。ただし、やみくもに記事数を増やしたり、医院や治療と関係のない日常ブログのような記事ではSEO対策としては意味がないため、何をテーマにするかきちんと設定することが必要です。そのためにブログ運営前に、自社の強みやアピールポイントを明確にしておきましょう。

ブログ記事1つにつき1つの明確なテーマを設定し、タイトルには、テーマの「キーワード」を入れたわかりやすいタイトルを設定しましょう。ブログの文字数は1,000文字程度はあったほうがよく、構成をわかりやすくするために「小見出しを入れる」ことも重要です。テーマのイメージを喚起させる写真も入れて、視覚的にもアピールしましょう。また記事の最後には執筆した歯科医師の写真やプロフィールをいれることで記事に専門性を持たせたり、読み手に親近感を与える効果もあります。

成功事例

東京のある歯科医院では、ブログ運営するにあたって、どのようなコンテンツが欲しいかを患者さんにリサーチしたそうです。患者さんからよくある質問など、実際に求められている情報を提供し続けた結果、検索でヒットするようになり、アクセス数が大幅にアップ。患者の悩みに応えてくれる歯科医院として集患に成功しています。

2.オリジナルコンテンツで差別化が図れる

患者さんから選ばれる歯科医院になるためには、差別化は必要不可欠です。ブログでオリジナルコンテンツを配信するだけで、他院との差別化は図りやすくなります。独自の取り組みなど差別化のポイントを見つけて、柔軟にコンテンツ配信していけることがブログの魅力です。

成功事例

競合が多い東京駅にある矯正歯科専門の歯科医院は、他社と差別化を図るために、素人が見てもわかるかみ合わせのBefore・Afterの写真をデータとともに掲載しました。他院では治療後の歯並びがキレイな写真のみが掲載されていたため、Before写真を掲載することで差別化を図ることに成功。

歯科矯正の実績を豊富に持つ歯科医院として注目を浴びることができ、Web予約数が10倍にアップしました。

3.専門的な情報提供で信頼を獲得できる

各症状の治療法など専門情報を提供することで、患者さんから信頼を獲得することができます。一般的に、良い情報も悪い情報も含めて多くの情報を提示したほうが客観性が高く感じられ、信頼も得やすくなる心理効果があります。そのため、治療方針や治療技術などの情報提供は積極的にしましょう。治療のリスクやデメリットもある程度書いておくことは医療広告ガイドライン対策にとどまらず、患者さんに誠実な印象を与え、治療後のクレーム防止にもつながります。

成功事例

横浜市にある歯科医院は、ブログ内で治療技術の動画を配信。これまで、治療技術を写真や文字でしか伝えることができませんでしたが、YouTubeの登場で手軽に動画配信が可能となりました。動画配信を活用して、どのような治療方法なのかわかりやすく解説。

このようなブログ運営で、関東以外からも患者さんが訪問してくるほどの人気歯科医院に成長しました。

まとめ

歯科医院がブログ運営をすると、3つのメリットが得られます。

  1. SEO対策でアクセス数アップが狙える
  2. オリジナルコンテンツで差別化が図れる
  3. 専門的な情報提供で信頼を獲得できる

この記事では、実際にブログ運営で集患に成功した事例もご紹介しました。ぜひ、ブログ運営の参考にしてみてください。また、ブログ運営が自身で行えない場合は、専門業者に依頼する方法も1つです。日本ビスカではSEO対策の一環としてブログ(コラム)運営を行っています。人気のあるテーマやキーワードに沿って、医院独自の取り組みや季節に合った話題を盛り込んだオリジナルの記事作成もご好評いただいています。ご興味を持った方はお気軽にご相談ください。

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歯科医院の患者満足度に影響する要素&3つの施策

(はじめに)

歯科医院で新規患者を集患し、リピート率を上げるには、患者満足度の維持が欠かせません。高い患者満足度を維持することで、歯科医院の経営は安定していくのです。

では実際に、患者さんはどのような要素に不満を感じやすいのでしょうか?患者満足度を上げる施策はあるのでしょうか?

この記事では、患者満足度に影響する要素から施策までをわかりやすく解説します。

歯科医院の患者満足度に影響する3つの要素

歯科医院を開業した後は、新規患者を増やしてリピート率を維持するために顧客満足度を高めていく必要があります。では実際に、患者満足度を左右する要素は何なのでしょうか?

メディアケア生命保険「病院選び・医者選びに関する調査2019」によると、歯科医院の患者満足度は(1)スタッフ対応力(2)待ち時間(3)説明の明確 によって大きく影響することがわかります。患者さんが不満を抱きやすいこれら3つの要素について理解を深めましょう。

スタッフ対応力

スタッフの横柄で不愛想な態度や不親切な対応は、患者さんの不満につながります。例えば、穴が空いた歯や銀歯の付け替えを希望する患者は、とても恥ずかしい気持ちを抱いています。

しかし、そのような患者さんの口腔内の状態を見て不潔と引けば、患者さんは深く傷つくはずです。このようなスタッフ対応力で不満を持つと、悪い評判を流されてしまうため注意しましょう。

待ち時間

歯科医院は治療内容によって、時間や順番がズレ込むことがあります。患者さんは、治療は順番であることは理解していますが、30分以上も待たされてしまうと不満を抱きます。

いかなる理由があっても、予約したのだから予定の時刻から始めるべきと思う方は少なくありません。そのため、「待たせてもしかたがない」ではなく、待合室や診療台での待ち時間をなるべく減らす努力と、どれくらいお待ちいただいたかを把握し、「お待たせして申し訳ありません」などの細やかな声かけが必要です。

説明の明確さ

歯の治療は、患者の要望に沿って行わなければいけません。どのような治療方法があって、メリットデメリットは何か、保険診療であれ自由診療であれ、どの程度の金額がするかなどを明確に説明し、了承を得ておく必要があります。

治療に関する説明がされていないと、「聞いていない」「知らなかった」など、のちのち大きなトラブルに発展してしまうため注意が必要です。

たとえば、むし歯の治療で、かぶせ物を銀歯にするかセラミックにするか、希望を聞く必要があります。患者さんに確認せずに勝手に判断して治療を進めてしまうと、「銀歯は嫌だった」「セラミックでも保険が効くと思っていた」などのクレームに発展する可能性があるので気をつけましょう。

歯科医院の患者満足度を上げる3つの施策

歯科医院の患者満足度に大きく影響する要素をご紹介しました。これらの要素を踏まえた上で、ここでは、歯科医院の顧客満足度を上げる3つの施策をご紹介します。

WEB予約システムを導入する

歯科医院の待ち時間はストレスになるため、WEB予約システムが多くの医院で導入されており、「いつでも予約ができる」「待たずに診療が受けられる」と人気を集めています。

矢野経済研究所「新規開業クリニックに関する法人アンケート調査(2019年)」によると、新規開業クリニックの60%以上の医院が予約システムを導入し、少ない待ち時間で診療が受けられるようになってきています。競合医院とサービスの差を付けられてしまう前に、患者さんにもスタッフにも使いやすいWEB予約システムを導入しましょう。


ビスカには歯科専用のWEB予約システム「V-apo」があり、医院ごとに合わせてカスタマイズも可能です。お気軽にご相談ください。

https://visca-v-apo.com/?mrweb

デジタルサイネージで情報提供する

患者さんとのコミュニケーションを大切にしているつもりでも、情報提供のために時間を割くのはなかなか難しいのが現実です。そこで、待合室や診察室のモニターにデジタルサイネージを流して、自由診療の説明やセルフケアなどの情報提供をすれば、お口の健康への関心を高められ、デンタルIQ向上にも役立つでしょう。

患者さんに積極的に情報提供しておくことで「ここに任せておけば安心」「新しい情報が手に入る」という印象を与えることができます。

Googleマイビジネスで情報提供する

地域情報の検索結果には、Googleマイビジネスの情報が一番上位に表示されます。そのため歯科医院を選ぶ際に、Googleマイビジネスを参考にされる患者さんは多いです。Googleマイビジネスには、スタッフや医院の写真を掲載したり、得意とする治療技術に関する情報も掲載できます。

どのような歯科医師が治療してくれるのか、どのような設備環境なのかを写真で伝えるだけでも、安心と信頼を与えることができます。

成果報酬型MEOサービス

医院にとっての集患施策で今もっとも重要だといえるのがMEO対策です。ビスカでは独自アルゴリズムでのキーワード選定や専門チームによる分析と施策を行っています。

まとめ

今回は、歯科医院の顧客満足度を上げる施策をご紹介しました。最後におさらいをしておきましょう。

【歯科医院の顧客満足度を上げる施策】

・WEB予約システムを導入する

・デジタルサイネージで情報提供する

・googleマイビジネスで情報提供する

まだ上記の施策に取り組まれていない歯科医院は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?日本ビスカ株式会社では、歯科医院での患者満足度を上げる施策のサポートをしています。興味を持たれた方は「日本ビスカ株式会社」までご相談ください。

医院のホームページ開設はいつ?開業時の準備の流れ

医院の開業準備は、想像以上に大変です。また、1つでも抜け落ちてしまうと、オープン時に大変な目に遭ってしまいます。この記事では、医院の開業の準備の流れについて分かりやすく解説しています。順番に従って準備を進めていけば、段取り良くスムーズに準備が行えるはずです。ぜひ、医院の開業の参考にしてみてください。

6ヵ月前に行うべき開業時の準備

まず、6ヵ月前に行うべき医院の開業の準備についてご紹介します。

物件決定

半年前には、物件を決めましょう。どこの場所で開業するかで、医院運営の方向性も大きく異なってきますが「立地」「人口」「競合」の3つの観点を重視して、物件を決めることが大切です。

また、「居抜き」「テナント」「購入」「リース」など契約方法によっても、メリット・デメリットがあります。この4つの違いを理解した上で物件を決定しましょう。

内装工事

物件が決定したら、専門業者に内装工事を依頼します。さまざまな内装業者が存在しますが、以下のような特徴を持った業者であれば、満足度の高い内装に仕上げてもらえるはずです。

【選ぶべき内装業者の特徴】

  1. 明朗会計で開業サポートをしてくれる
  2. 診療方針による内装デザインを提案してくれる
  3. 患者目線の内装設計をしてくれる
  4. 競合他社との差別化のアイデアを考えてくれる
  5. 物件探しからサポートしてくれる
  6. 定期的なメンテナンスをしてくれる

ロゴの制作

さまざまな制作物を作るうえで核となるのがロゴマークです。医院のロゴは、看板、診察券、ホームページなど多くの場所で使われます。そのロゴを見るだけで「あ、あの医院だ」と患者さんに印象付けられ、覚えてもらえるようになります。ロゴマークには医院の方向性を形にしたものなので、しっかりと考えて制作することが必要です。ビスカでもロゴの制作を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

看板工事

歯科医院の開業に必要なものとして「看板」があります。看板は、街の住民の方に「ここに歯科医院がある」と認知してもらうためのものです。集患に欠かせない大切なツールのため、看板にもこだわりましょう。看板には「タワーサイン」「ファサード看板」「ウィンドウサイン」「プレート看板」があります。それぞれの特徴を理解した上で最適な看板を制作しましょう。

ホームページドメイン取得・準備ページ公開

ホームページからの集患は新規患者の獲得に欠かせません。ホームページを検索サイトで上位に表示させるためには、SEOの観点からもできるだけ早い時期に開設が望ましいですが、内装や機材が揃うのは開業直前で写真も撮影できないことも多々あります。そんな場合には、まずホームページ開設のためのドメイン取得を行い、準備ページを公開しておきましょう。準備ページには、開業日や住所、医師の経歴やメッセージなどを掲載します。併せて実際のホームページ制作をスタートさせましょう。ホームページは規模や仕様によって制作期間が異なりますが、あまり期間が短いと思い通りに仕上がらない、内覧会までに間に合わないというケースもありますので、6か月前には制作を開始することが望ましいでしょう。ビスカでは6か月以上前からのホームページ発注も承っておりますので、ご相談ください。

3ヵ月前に行うべき開業時の準備

次に、3ヵ月前に行うべき医院の開業時の準備についてご紹介します。

名刺の制作

名刺制作は、デザインまで依頼すると1ヵ月以上はかかります。関係各所への挨拶周りに必要になることもあるため、余裕を持って3ヵ月前には制作依頼をしましょう。名刺を制作する場合は、記載する項目を考えておきます。また、保有資格や経歴などをまとめておくと、スムーズに依頼できるため、事前に用意しておきましょう。

診察券の制作

診察券は患者さんの財布の中で携帯され、医院の顔となるものです。そのため、診察券のデザインにもこだわり、3ヵ月前から制作をしましょう。裏面には診察時間を記載しますが、表面はホームページなどとリンクしたデザインにすると覚えてもらいやすくなります。また、素材や厚みを変えるだけでも、質感が大きく変わります。ビスカでは繰り返し印字ができるリライトプリンター用の診察券を含め、豊富な種類を扱っております。

封筒制作

紹介状を書くことも多いため、封筒も欠かすことができません。大切な個人情報を扱うことが多いため、中身が透けて見えない素材を選ぶことも重要です。封筒にもロゴを入れ、医院のイメージカラーと統一させましょう。ビスカではホームページや名刺、診察券とのトータルブランディングも可能です。

予約システムの導入

近頃は、予約システムを導入する医院が増えてきました。患者満足度は待ち時間で大きく左右するといわれているため、予約システムの導入は必須となってきています。また、感染予防対策として、予約のコントロールのために活用している医院も少なくありません。

予約システムはホームページやレセコンとの連携も可能ですので、早めの準備が必要です。ビスカの予約システムは開業前にスタッフの方たちに操作方法をご説明したり、土日祝も21時までコールセンターが対応するなどフォロー体制が充実しています。まずはご相談ください。

1ヵ月前に行うべき開業時の準備

最後に1ヵ月前に行うべき開業時の準備についてご紹介します。1ヵ月前は、地域の医師会や関係者にあいさつ回りをしたり、内覧会を行ったりすることもあるでしょう。これから開業する医院がどんな医院なのか、ホームページで確認される機会も増えてくるはずです。余裕をもって情報を開示し、開業後にスムーズな集患ができる体制を整えておくことが大切です。

ホームページ開設

開業1ヵ月前から直前でも1週間にはホームページを開設することが重要です。開業前後は、近隣住民からの興味を持たれやすく、新規患者の獲得のチャンスです。住所や地図、診療時間や診療内容に間違いがないかをよく確認してから、ホームページを公開しましょう。

ホームページ運用

ホームページを開設しても、地域の住民に閲覧してもらわなければ意味がありません。そのため、ホームページ運用方法を考えていきます。ホームページ運用には、SEO対策・MEO対策・リスティング広告・SNS運用などがあります。

また、開業前からブログの運用はおすすめです。開業直後はバタバタしがちなため、開業前にブログ更新やSNS運用に慣れておくことをおすすめします。ビスカでは各種Webマーケティングサービスでホームページ運用をサポートしますので、ぜひご利用ください。

カルテファイルの導入

電子カルテが増えてきたとはいえ、災害時に電気が使えない場合など、アナログな紙カルテならではの便利さが見直されつつあります。とくに歯科や眼科、耳鼻科、動物病院など処置が多い科目では、図でサッと書き込みやすい紙カルテの需要は高いといえます。ビスカのファイリングシステムは他社製品と比較してファイルの材質が丈夫で番号のカラーシートの発色が良く、カルテ管理がスムーズにできると好評をいただいています。長年のノウハウを生かして、最適な管理方法をご提案いたします。

まとめ

今回は、医院の開業前に行うべき準備について解説しました。さまざまな準備があり、想像以上に大変です。また、1つ1つの準備にコツがあります。そのため、医院の開業支援実績を豊富に持つ専門業者にまとめて依頼することをおすすめします。

日本ビスカは、医院の開業時には、ロゴマーク制作にはじまり、ホームページ制作や印刷物、予約システム、カルテのファイリングシステムなどトータルでサポートしております。ぜひ、開業前の準備に悩まれている方は「日本ビスカ」にご相談ください。

ホームページ制作サービス

ホームページは、クリニックの資産として育てていくことができるものです。まずホームページを開設することは、インターネットから集患するうえで欠かすことはできません。

ビスカでは、公開までのスケジュールやニーズ、ご予算に合わせて柔軟に対応できるホームページ制作プランを3つご用意しております。

 

【2023年12月現在まとめ】医療広告ガイドライン

※この記事は2023年12月に情報を更新しています。

医療広告ガイドラインとは

すべての医療機関のホームページには、厚生労働省によってガイドラインが定められていることをご存知でしょうか?
医療行為は人の健康や命に関わります。そのため、医療機関の「広告」には、記載していい内容が「医療法」によって厳しく定められています。


昨今、インターネット上の医療広告や医療サービスに関する消費者トラブルが増加していることから、医療機関のホームページも規制の対象とする「医療広告ガイドライン」が2018年6月に施行されました。


医療機関として、ホームページにおいても信頼性の高い情報を提供することが求められています。

2018年6月【医療広告ガイドライン】施行

  • 医療法上の広告規制(折り込み広告、CM、看板、 ホームページ等)
  • 虚偽禁止 (罰則あり)
  • 誇大広告の禁止
  • 基準違反への 中止・是正命令 (命令を無視した場合には罰則あり)
  • 広告等可能事項を限定 (限定解除要件あり)

参考:

厚生労働省「医療広告ガイドライン」(令和5年10月改定)

医療広告ガイドラインに関するQ&A(令和4年3月改定)

医療広告規制におけるウェブサイトの事例解説書 (第3版)(令和5年10月作成)

ガイドラインに違反したら

厚労省の委託業者によるネットパトロール、一般ユーザーの通報などによって「違反の疑いあり」と審査されると、委託業者から医療機関に通知がきます。この時点で、すみやかに修正対応することを心がけましょう。
通知から約1ヶ月後に、違反した点が実際に改善できているか確認されます。

1ヶ月間経過しても修正が行われない場合や改善が認められない場合は、自治体に情報提供が行われます。
違反内容が悪質な場合など、医院の閉鎖処分や6か月以下の懲役または30万円以下の罰金刑が科される可能性もあります。

WEB業界の対応

医療機関のホームページの監視体制が強化されるようになり、WEB業界でも「医療広告ガイドライン」に準拠したホームページ制作がなされるようになってきました。

しかし、医療広告に慣れていないWEB制作会社では、「医療広告ガイドライン」の正しい理解ができておらず、違反の文言を使用してしまったり、反対に過剰遵守してしまい、集患の妨げとなってしまう残念なケースもみられます。


そのため「医療広告ガイドライン」のルールにのっとり、適切な表現や修正を提案できるWEB制作会社に依頼することが重要です。

医療機関のホームページで避けるべき表現とは

医療機関のホームページに記載する際に、避けるべき表現について「虚偽」「著しい誇大」「薬機法などの法違反」の違反にわけてご紹介します。

虚偽

例1 加工・修正した術前術後の写真やイラストの掲載
あたかも効果があるかのように見せるために加工・修正した術前後の写真やイラストなど。誇大、または虚偽となります。

例2 「当院では、絶対安全な手術を提供しています」「どんなに難しい症例でも必ず成功します」
絶対に安全な手術を行うことは医学的に困難なため、虚偽となります。

例3 「一日で全ての治療が終了します」(治療後に定期的な処置が必要な場合)
症状や状況によって、すべての治療が必ずしも一日で終わらない場合もあり、誤解する可能性があるため、虚偽となります。

例4 「○%の満足度」(根拠や調査報告の提示はなし)
データの根拠を明らかにせずに、結果と考えられるもののみを示すことは「虚偽」として扱われます。また、調査対象が非常に限られていたり、謝礼を支払って誘導された調査結果も「虚偽」となります。

例5 「当院は、○○研究所を併設しています」(研究実態なし)
法第42条の規定に基づき、研究の実態がない場合は「虚偽」として取り扱われます。

著しい誇大1:他との比較などによって優良性を示そうとするもの

例1 「○○の治療では、日本有数の実績を有する病院です」「当院は県内一の医師数を誇ります」など
自らの医療機関が、他の医療機関よりも優良である旨を示す表現は誤認させやすいためNGです。

例2 「芸能プロダクションと提携しています」「著名人も○○医師を推薦しています」など
芸能人等が受診している旨の表現。事実であっても、他の医療機関よりも著しく優れているとの誤認させやすいためNGです。

例3 「他の医院より●●手術の成功率が高い」など
事実であっても、他の医療機関よりも著しく優れていると誤認させやすいためNGです。

著しい誇大2:医療機関にとって都合が良い情報の過度な強調

例1 「知事の許可を取得した病院です」
病院が都道府県知事の許可を得て開設するのは当然であるのに、特別な許可を得たかのように誤認させるおそれがあるため。

例2 「医師数○名(意図的に古い情報などを掲載)」
実態に即した人数に随時更新するよう努めるべきであること。

例3 「○○学会認定医」「○○協会認定施設」(活動実態のない団体による認定)
客観的かつ公正な一定の活動実績が確認されない団体、医療機関関係者自身が実質上運営している団体や活動実態のない団体などによる資格認定や施設認定が対象となります。

例4 「○○センター」(医療機関の名称または医療機関の名称と併記して掲載)
救命救急センター、休日夜間急患センター、総合周産期母子医療センターなど、一定の医療を担う医療機関である場合や、都道府県等が認める場合以外は、誇大となります。(病院内の掲示で「透析センター」などと掲示することはOKです)

例5 医療機関に都合のいい体験談
患者さんや医師・スタッフからの治療や診療についてのクチコミは規制の対象です。意図的に取捨選択したり、謝礼などによって誘導した感想の掲載も避けましょう。

著しい誇大3:早急な受診を過度にあおる表現、または費用の過度な強調

例1「ただいまキャンペーンを実施中」、「期間限定で○○療法を50%オフで提供しています」、「○○100,000円50,000円」、「○○治療し放題プラン」、「顔面の○○術 1か所○○円」

例2「無料相談をされた方に○○をプレゼント」

来院者や受診者全員にもれなくプレゼントするのであれば、総付景品という位置づけにはなりますが、医療と直接関連づけることは避けましょう。

著しい誇大4:不安を過度にあおり、不当に誘導するもの

例1 「○○の症状のある二人に一人が○○のリスクがあります」、「こんな症状が出ていれば命に関わりますので今すぐ受診ください」
特定の症状についてのリスクを強調し、医療機関への受診を誘導する表現。

例2 「○○手術は効果が高く、おすすめです」
特定の手術・処置などの有効性を強調して、その手術などを受けるように誘導する表現。

例3 「○○手術は効果が乏しく、リスクも高いので、新たに開発された○○手術をおすすめします」
特定の手術・処置などのリスクを強調して、それ以外の手術などへ誘導する表現。

「薬機法」「健康増進法」「不当景品類及び不当表示防止法」「不正競争防止法」の法違反

例1 「病気から回復して元気になる姿」をイメージさせるイラストや写真
回復を保証しているような印象を与えるため、“景品表示法”違反で行政処分の可能性があります。

ホームページを作る際に気をつけること

前述した通り「虚偽」「著しい誇大」「薬機法などの法違反」は掲載しないよう注意しましょう。
ホームページ上の文章はもとより、イラストや写真、データも、虚偽・著しい誇大・薬機法などの法違反にあたっていないかどうかの確認が必要です。


特に「ガンが治る」「若返る」などの文章・写真・イラストは、ガイドライン違反として行政処分の対象となる可能性があります。

ルールを守れば掲載できるもの

1.限定解除要件を満たせば、下記6つの専門医以外でも記載OK(歯科の場合)

・日本口腔外科学会 口腔外科専門医
・日本歯周病学会 歯周病専門医
・日本歯科麻酔学会 歯科麻酔専門医
・日本小児歯科学会 小児歯科専門医
・日本歯科放射線学会 歯科放射線専門医
・日本歯科専門医機構認定 補綴歯科専門医 

※限定解除要件・・・ホームページに連絡先の明示・自由診療の内容・料金の明示・リスクの明示が必要。
(インプラントや矯正治療、ホワイトニングなどの自由診療は、治療の期間・回数、治療の流れも明示が必要)


※学会名・資格名は正式名称で記載が必要。

2. ビフォーアフターの写真はデータの明記があればOK

ビフォーアフターの写真を載せる場合は、「患者さんの年齢・症状・治療方法・治療期間・治療費・リスク・デメリット」などのデータを明記すれば、掲載が可能です。


ただし、撮影条件や被写体の状態を変えて撮影した術前術後の写真等を掲載することは、誤解を与える可能性があるため、規制の対象となる可能性があります。あたかも効果があるかのような印象を与えるイラストも避けましょう。

3. 診療や治療以外のクチコミはOK

医院へのアクセスがよい、スタッフが親切、院内に清潔感がある、WEB予約があるので便利、キッズスペースが充実しているなど、医療や治療と直接関係がないことはクチコミOKです。


ただし、患者さんや医師・スタッフからの治療や診療についてのクチコミは規制の対象となる可能性があります。

4.情報があれば、国内未承認の医薬品等の掲載もOK

「薬機法(旧薬事法)」では、承認前の医薬品・医療機器の名称、効能・効果、性能などについての広告が禁止されています。

しかし、歯科で扱う「インビザライン」「3mix法」「ドックベストセメント」などは、自由診療・費用・デメリット・治療回数・治療期間・治療の流れなどと、「入手経路」、「国内の同一医薬品の有無」、「諸外国における安全性の情報」を明示し、厚生労働省ホームページの「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページを情報提供すれば、掲載が可能です。

5.期間限定での料金の変更表記はOK

クリニックの会員限定ページや医院専用アプリ等で、キャンペーンや割引などの強調は品位を下げるためNGですが、期間限定で料金改定のお知らせをするのはOKです。

例)料金改定のお知らせ
●月●日~●月●日の間、「ホワイトニング」は料金を変更いたします。

オフィスホワイトニング/価格15000円(計2回)

ホームページに掲載すべきこと

(自由診療を行う医療機関に限る)

1.治療の内容・費用・期間・回数等

自由診療は保険診療と異なり、医療機関によって治療内容や医療費が大きく変わります。
そのため「医療広告ガイドライン」では、通常必要とされる 治療内容・平均的な費用・治療期間・回数などを掲載し、情報をわかりやすく提供することが求められています。

平均的な費用が明確でない場合は、最低金額から最高金額までの範囲を示すなど、なるべくわかりやすく示すとされています。

2.治療等のリスク、副作用等

自由診療に関しては、リスクやデメリット、副作用などの情報に関しても、適切かつ十分な情報を提供することが重要です。

小さい文字で目立たないように記載したり、リンク先に掲載するのではなく、誰が見てもわかりやすく記載することが重要です。

日本ビスカでの今後の対応について

日本ビスカでは、「医療広告ガイドライン」を踏まえてホームページを制作しております。
ただし、規制についてはさまざまな解釈があり、自治体によって規制基準が異なる場合もあるため、大手企業も指摘を受けながら修正を繰り返している状況です。


万が一、弊社がホームページの保守をお引き受けしている医院様のもとに通知があった場合は、ビスカに修正依頼のご連絡をお願いいたします。


医院様のホームページが医療ガイドラインに即しているかをご確認されたい場合は、下記のフォームからお問い合わせいただけますと幸いです。

お問い合わせはこちら

※今後の弊社の対応について詳しくは下記をご参照ください。

1.なるべく今のホームページの内容を残したいので、相談したい
(医院様のご希望をうかがいながら、医療広告ガイドラインをクリアできる表現を探るお手伝いをさせていただきます)

2.ガイドラインに準拠したものに修正したい
(医療広告ガイドラインに準拠して修正させていただきますが、自治体によっては修正通知を受ける可能性もありますので、あらかじめご了承ください)

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